内外との連携

高分子化学はさまざまな学際領域と連携しながら発展しています。先に述べたように、専攻内に、化学研究所、再生医科学研究所、先端医工学研究ユニットの協力講座を有しており、日常的に高分子の教育研究を協力しておこなっています。

さらに、高分子化学専攻は材料化学専攻と連携を深め、新材料創成をキーワードとする研究グループを形成する方針をとっています。その第一歩として、学部においては平成16年度より両専攻が共同して「創成化学コース」の教育を担当し、学部2回生後期から一貫して基礎化学ならびに最先端の化学教育をおこないます。

また高分子化学専攻は、多部局にまたがる高分子研究者の交流を図るため、部局の壁を超えた高分子研究組織であるKIPS(Kyoto Institute of Polymer Science)に参画し、国内外組織とのジョイントシンポジウムの開催を通して、他大学、産業界、海外の研究機関との人的交流をおこなっています。また(財)日本化学繊維研究所、(財)有機合成化学研究所を窓口として関連産業界との交流をおこなっています。

2007年より開始したグローバルCOEプロジェクトにより、工学研究科、理学研究科、化学研究所が連携し研究活動をおこないました。詳細についてはCOEのぺージをご覧下さい。